“生血”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なまち50.8%
いきち47.7%
ライフ、ブラッド1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとい深手ふかででないにしても、流れる生血なまちを鼻紙に染めることになったので、茶屋の女房は近所の薬屋へ血止めの薬を買いに行った。
恨みの蠑螺 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「聞えたって、なあに、かまうもんか。なにかいったらしずたけで、すこしらなかったこしものに、生血いきち馳走ちそうさせてやるさ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
之を貫ぬくに脈々たる生血ライフ、ブラッドを以てす、詩豈活きざらんや。
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)