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深手
ふりがな文庫
“深手”の読み方と例文
読み方
割合
ふかで
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふかで
(逆引き)
たとい
深手
(
ふかで
)
でないにしても、流れる
生血
(
なまち
)
を鼻紙に染めることになったので、茶屋の女房は近所の薬屋へ血止めの薬を買いに行った。
恨みの蠑螺
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
深手
(
ふかで
)
に苦しむものは十人ばかりある。それも
歩人
(
ぶにん
)
に下知して戸板に載せ介抱を与えた。こういう時になくてならないのは二人の従軍する医者の手だ。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
河内介の目算は此の怪しい武士に
深手
(
ふかで
)
を与え、進退の自由を奪った上で
生
(
い
)
け
捕
(
ど
)
りにすることにあった。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
深手(ふかで)の例文をもっと
(7作品)
見る
深
常用漢字
小3
部首:⽔
11画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“深”で始まる語句
深
深山
深傷
深淵
深更
深切
深川
深夜
深々
深沈
“深手”のふりがなが多い著者
作者不詳
島崎藤村
谷崎潤一郎
江戸川乱歩
岡本綺堂
小川未明