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来診
ふりがな文庫
“来診”の読み方と例文
旧字:
來診
読み方
割合
らいしん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らいしん
(逆引き)
慎太郎は父や義兄と一しょに、博士に
来診
(
らいしん
)
の礼を述べた。が、その
間
(
あいだ
)
も失望の色が彼自身の顔には歴々と現れている事を意識していた。
お律と子等と
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
常子は夫を見つめたまま、
震
(
ふる
)
える声に山井博士の
来診
(
らいしん
)
を請うことを
勧
(
すす
)
め出した。しかし彼は熱心に細引を脚へからげながら、どうしてもその勧めに従わない。
馬の脚
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
暑気
甚
(
はなはだ
)
し。再び鎌倉に遊ばんかなどとも思ふ。
薄暮
(
はくぼ
)
より
悪寒
(
をかん
)
。検温器を用ふれば八度六分の熱あり。
下島
(
しもじま
)
先生の
来診
(
らいしん
)
を乞ふ。流行性感冒のよし。母、
伯母
(
をば
)
、妻、
児等
(
こら
)
、皆多少
風邪
(
ふうじや
)
の気味あり。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
来診(らいしん)の例文をもっと
(3作品)
見る
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
診
常用漢字
中学
部首:⾔
12画
“来”で始まる語句
来
来年
来迎
来世
来客
来賓
来春
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