“押問答”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おしもんどう84.6%
おしもんだふ15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから二人はしばらく押問答おしもんどうをしていたが間もなく一人ともつかず二人ともつかず家のなかにはいって来てわずかに着物きもののうごく音などした。
泉ある家 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
で、押問答おしもんどうの末、結局治良右衛門その他の云い分が通り、奇妙なカーニバル祭は兎も角挙行されることになった。
地獄風景 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
女房のお靜は心得て門口へ行つた樣子ですが、何やら押問答おしもんだふの末、モジモジする娘を一人、手を取らぬばかりにれて來ました。
そこ種々いろ/\押問答おしもんだふしましたが、あいちやんのはうでも別段べつだんうま理屈りくつず、こと芋蟲いもむし非常ひじよう不興ふきようげにえたので、あいちやんは早速さつそくもどりかけました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)