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行先
ふりがな文庫
“行先”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆくさき
61.8%
ゆきさき
20.6%
ゆくて
11.8%
いくさき
2.9%
ゆきさ
2.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆくさき
(逆引き)
小六
(
ころく
)
は
宗助
(
そうすけ
)
が
起
(
お
)
きる
少
(
すこ
)
し
前
(
まへ
)
に、
何處
(
どこ
)
かへ
出
(
で
)
て
行
(
い
)
つて、
今朝
(
けさ
)
は
顏
(
かほ
)
さへ
見
(
み
)
せなかつた。
宗助
(
そうすけ
)
は
御米
(
およね
)
に
向
(
むか
)
つて
別段
(
べつだん
)
其
(
その
)
行先
(
ゆくさき
)
を
聞
(
き
)
き
糺
(
たゞ
)
しもしなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
行先(ゆくさき)の例文をもっと
(21作品)
見る
ゆきさき
(逆引き)
中には娘の死んでからの
行先
(
ゆきさき
)
を聞いたものがある。巫女は死んでからは、
何
(
ど
)
の人も平等に同じい幸福を受けるものだ。
薔薇と巫女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
行先(ゆきさき)の例文をもっと
(7作品)
見る
ゆくて
(逆引き)
鶏の鳴きかわす声が
遠近
(
あちこち
)
の霧の中に聞える。坂を越して野辺山が原まで出てまいりますと、霧の群は
行先
(
ゆくて
)
に集って、足元も
仄暗
(
ほのぐら
)
い。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
行先(ゆくて)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
いくさき
(逆引き)
「どつちへ行くんですか。」と、聞きますと、子供はその
行先
(
いくさき
)
を申しましたので、おぢいさんはそこへ子供をおんぶして行き、それから又
他
(
ほか
)
のところを見てあるきました。
拾うた冠
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
行先(いくさき)の例文をもっと
(1作品)
見る
ゆきさ
(逆引き)
また神奈川在とのみにて
行先
(
ゆきさ
)
きも判然ときいて置かなかったし、何うして
好
(
いゝ
)
かとうろ/\して居りますと、新橋発十時の汽車はまた汽笛をならして通り越して仕舞う。
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
行先(ゆきさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
“行先”の類義語
行方
目的地
自今
来者
“行先”で始まる語句
行先々
検索の候補
旅行先
行先々
他行先
御行先
落行先
先行
先行者
行道先達
孔門以徳行為先
“行先”のふりがなが多い著者
押川春浪
徳永直
与謝野寛
三遊亭円朝
ギルバート・キース・チェスタートン
島崎藤村
作者不詳
樋口一葉
宮原晃一郎
永井荷風