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ゆくさき
ふりがな文庫
“ゆくさき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
行先
80.8%
前途
11.5%
往先
3.8%
行方
3.8%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
行先
(逆引き)
市中の電車に乗って
行先
(
ゆくさき
)
を急ごうというには
乗換場
(
のりかえば
)
を
過
(
すぎ
)
る
度
(
たび
)
ごとに
見得
(
みえ
)
も
体裁
(
ていさい
)
もかまわず人を突き
退
(
の
)
け
我武者羅
(
がむしゃら
)
に飛乗る
蛮勇
(
ばんゆう
)
がなくてはならぬ。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ゆくさき(行先)の例文をもっと
(21作品)
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前途
(逆引き)
前途
(
ゆくさき
)
に
期待
(
まちもうけ
)
のある身に取っては物思う暇のないほど嬉しいことはない、一月も二月も夢のように過ぎて、南郊の春は早く梅も
鶯
(
うぐいす
)
もともに老いた。
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
ゆくさき(前途)の例文をもっと
(3作品)
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往先
(逆引き)
当今政治の欠乏を
歴詆
(
れきてい
)
して、かくの如くにては
往先
(
ゆくさき
)
三、五年の無事も保し難しというて、
鞠吏
(
きくり
)
を激怒せしめ、
乃
(
すなわ
)
ち曰く、「ここを以て死罪を得るといえども悔ざるなり」
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
その初めは
釈迦
(
しゃか
)
が
天竺
(
てんじく
)
王の若殿に候処、若き時から感心のつよき人にて、老人を見れば
吾
(
わが
)
身も
往先
(
ゆくさき
)
は老人に成るかと悲しみ、死人を見ては吾身も往先は死のうかと悲しみ
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
ゆくさき(往先)の例文をもっと
(1作品)
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行方
(逆引き)
けれど敏子の
行方
(
ゆくさき
)
は誰も知らなかった。あんまり深入りしてたずねるのも気がひけたので、彼は敏子が帰るまで毎日訪ねて来て様子を見ることにした。
死の接吻
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
ゆくさき(行方)の例文をもっと
(1作品)
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