“ぜんと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
前途90.3%
全都9.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あらそふて之をしよくす、探検たんけん勇気ゆうき此に於てさうさうきたる、相謂て曰く前途ぜんと千百の蝮蛇まむし応に皆此の如くなるべしと。
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
わたしたちの前途ぜんとに当たって、セーヌ川が大きな曲線を作って流れているのを見た。それから進んで行って、わたしたちは会う人ごとにたずね始めた。
全都ぜんとれいよ、活動くわつどう
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
くらさはつきぬけに全都ぜんと暗夜やみに、荒海あらうみごとつゞく、ともはれよう。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)