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狼群
ふりがな文庫
“狼群”の読み方と例文
読み方
割合
ろうぐん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろうぐん
(逆引き)
狼群
(
ろうぐん
)
は
鉄砲
(
てっぽう
)
をおそれて日中はあまりでないし、また人間の
姿
(
すがた
)
が見えると、さっさと
逃
(
に
)
げてしまうので、この日は
別段
(
べつだん
)
危険
(
きけん
)
もなかった。
動物物語 狼の王ロボ
(新字新仮名)
/
アーネスト・トンプソン・シートン
(著)
目のくらむような陽をあびて、
狼群
(
ろうぐん
)
のように、はいかがんだ人数、向こうに見える
次
(
つぎ
)
の
間道
(
かんどう
)
を目がけてゾロゾロゾロゾロはいこんだ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
倫敦
(
ロンドン
)
に住み暮らしたる二年は尤も不愉快の二年なり。余は英国紳士の間にあつて
狼群
(
ろうぐん
)
に
伍
(
ご
)
する一匹のむく犬の如く、あはれなる生活を営みたり。倫敦の人口は五百万と聞く。
『文学論』序
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
狼群(ろうぐん)の例文をもっと
(6作品)
見る
狼
漢検準1級
部首:⽝
10画
群
常用漢字
小4
部首:⽺
13画
“狼”で始まる語句
狼狽
狼
狼藉
狼藉者
狼煙
狼火
狼籍
狼烟
狼森
狼連
“狼群”のふりがなが多い著者
アーネスト・トンプソン・シートン
吉川英治
夏目漱石
夢野久作