“名稱”のいろいろな読み方と例文
新字:名称
読み方割合
めいしよう36.4%
めいしやう18.2%
めいせう18.2%
なうて9.1%
なのら9.1%
トナヘ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
轡蟲(くつわむし)は闇(くら)いなかへ放(はな)たれゝば、直(たゞち)に聲(こゑ)を揃(そろ)へて鳴(な)く。土地(とち)で其(そ)れが一般(ぱん)にがしや/\といふ名稱(めいしよう)を與(あた)へられて居(ゐ)るだけ喧(やかま)しく只(たゞ)がしや/\と鳴(な)く。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
本船(ほんせん)より射出(しやしゆつ)する船燈(せんとう)の光(ひかり)でチラと認(みと)めたのは其(その)船尾(せんび)に記(しる)されてあつた「海蛇丸(かいだまる)」の三字(じ)、「海蛇丸(かいだまる)」とはたしかにかの船(ふね)の名稱(めいしやう)である。
例(たと)へば、淡路(あはぢ)と和泉(いづみ)の間(あひだ)の海(うみ)は、古來(こらい)茅渟(ちぬ)の海(うみ)と稱(せう)し來(き)たつたのを、今日(こんにち)はこの名稱(めいせう)を呼(よ)ばないで和泉洋(いづみなだ)または大阪灣(おほさかわん)と稱(せう)してゐる。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
して居たりける爰(こゝ)に又(また)慈恩寺村にて大博奕(おほばくち)の土場(どば)が出來鴻の巣なる鎌倉屋金兵衞と云ふ名稱(なうて)の博奕打(ばくちうち)が來りて大いに卻含(はづみ)金兵衞は五百兩ばかり勝(かち)し折柄自分の村方に急用(きふよう)出來せしにより急(いそ)ぎ歸村(きそん)せよと飛脚の來りける故仲間(なかま)に斯(かく)と告(つげ)て振舞(ふるまひ)などを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
それならば何故(なぜ)、池上小學校(いけがみせうがくかう)と名稱(なのら)ずして大島小學校(おほしませうがくかう)といふ校長(かうちやう)と同姓(どうせい)の名稱(めいしよう)を付(つ)けたか、諸君(しよくん)も必(かなら)ず不審(ふしん)に思(おも)はれるでしよう。これには又(また)意味(いみ)の深(ふか)い理由(りいう)が有(あ)るのです。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
『世界は廣し萬國は・おほしといへど大凡(オホヨソ)・五つに分けし名目は・亞細亞阿非利加歐羅巴・北と南の亞米利加に・堺かぎつて五大洲・大洋洲を別に又・南の島の名稱(トナヘ)なり……』
新詩発生時代の思ひ出 (旧字旧仮名) / 土井晩翠(著)