“轡蟲”の読み方と例文
新字:轡虫
読み方割合
くつわむし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
轡蟲くつわむしくらいなかへはなたれゝば、たゞちこゑそろへてく。土地とちれが一ぱんにがしや/\といふ名稱めいしようあたへられてるだけやかましくたゞがしや/\とく。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
かれはそれでもた々みうへひかりいとうてひさしちかむしろる。ゆがんだがぎし/\とるのにそれが彼等かれら西瓜すゐくわうりはたけおそころであれば道端みちばた草村くさむらから轡蟲くつわむしつてつて雨戸あまど隙間すきまからはなつ。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)