“固有”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こゆう75.0%
こいう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本人にほんじん固有こゆう風習ふうしふてゝ外國ぐわいこく慣習くわんしふにならうは如何いかにも外國ぐわいこくたいして柔順過じうじゆんすぎるといふ怪訝けげんかんおこさしむるにぎぬとおもふ。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
かく緑色みどりいろ植物しよくぶつの、とく固有こゆういろで、われ/\はといへば、すぐにみどりいろおもさずにゐられないくらゐしたしいいろです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
わがはいはかつて『國語尊重こくごそんちやう』とだいして、わがくに固有こいう言語げんごこと固有名こいうめい尊重そんちやうせらるべきゆゑんをのべた。いままたこれに關聯くわんれんして、わが國民こくみん姓名せいめいかたについて一げんしたいとおもふ。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
わがくに固有こいう風俗ふうぞくとして家名かめい尊重そんちやうする關係上くわんけいじやう當然たうぜん苗字めうじさきにしあとにし、苗字めうじとを連合れんがふして一つの固有名こいうめいかたちづくり、これをもつ個人こじん名稱めいしやうとしたので、苗字めうじさきにするといふことに
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)