“風習”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふうしゅう25.0%
ふうしふ16.7%
しきたり16.7%
ふうしゆう8.3%
ならい8.3%
ならはし8.3%
ならわし8.3%
ふうしう8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殊(こと)にこの特長の発達している私には食後の大儀(たいぎ)なこと、客人(きゃくじん)の前の長時間などは、つくづくこの女子にのみ課せられた窮屈(きゅうくつ)な風習(ふうしゅう)に懲(こ)りて居(い)ます。
女性の不平とよろこび (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
日本人(にほんじん)が固有(こゆう)の風習(ふうしふ)を捨(す)てゝ外國(ぐわいこく)の慣習(くわんしふ)にならうは如何(いか)にも外國(ぐわいこく)に對(たい)して柔順過(じうじゆんす)ぎるといふ怪訝(けげん)の感(かん)を起(おこ)さしむるに過(す)ぎぬと思(おも)ふ。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
その柿は、土地(ところ)の風習(しきたり)にしたがって、彼女が楠木家へ嫁(か)す日に、生家(さと)から苗を移して来たものなのだ。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところがこの面白(おもしろ)い勾玉(まがたま)の形(かたち)が、どうして出來(でき)たのであるかといひますと、昔(むかし)の人(ひと)が狩(か)りをして獸(けだもの)をとり、その牙(きば)や齒(は)に孔(あな)をあけて飾(かざ)りにした風習(ふうしゆう)が傳(つた)はつて、その牙(きば)や齒(は)の形(かたち)の曲(まが)つたのをまねて
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
無念は言葉にも尽せぬが、それより一層恐ろしいのは、この西班牙(イスパニア)の風習(ならい)として屍骸(なきがら)に首のない時は、天界に産れ変わることが出来ないのじゃ。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
幾度か西洋に渡つて、あちらの風習(ならはし)を知りぬいてゐる船橋氏は、はらはらして乙羽に耳打をした。
これはカトリックの國々の風習(ならわし)であり、少くとも當時一般に行われていた風習でもあったのである。その時、一つの人影が、ブレーデの山を下りて、ゆっくりと村のほうへよろめいて行った。
然(しか)るに今日(こんにち)一般(ぱん)にこの轉倒(てんたふ)逆列(ぎやくれつ)を用(もち)ゐて怪(あや)しまぬのは、畢竟(ひつきやう)歐米文明(おうべいぶんめい)渡來(とらい)の際(さい)、何事(なにごと)も歐米(おうべい)の風習(ふうしう)に模倣(もほう)することを理想(りさう)とした時代(じだい)に
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)