“大儀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいぎ95.1%
こえ2.4%
こは2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある日も私は近所の子供と附近の土手下で遊んでいると、そこへ母がひょっくりと大儀たいぎそうな足どりでやって来て、私を呼びとめた。
大儀こええにもよそら、そんでもりやくやんな、以前めえかたをんなに三ねんつくらせちやはたけ出來できなくなるつちつたくれえだ」
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「そんでも明日あすまではとつてもたねえとおもふよ。本當ほんたう大儀こはママゝなあ」おしなせつさうにいつた。あひだやうやくにれるこゑかなしいひゞきつたへてかも意識いしき明瞭めいれうであることをしめした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)