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風習
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ふうしゅう
ふりがな文庫
“
風習
(
ふうしゅう
)” の例文
殊
(
こと
)
にこの特長の発達している私には食後の
大儀
(
たいぎ
)
なこと、
客人
(
きゃくじん
)
の前の長時間などは、つくづくこの女子にのみ課せられた
窮屈
(
きゅうくつ
)
な
風習
(
ふうしゅう
)
に
懲
(
こ
)
りて
居
(
い
)
ます。
女性の不平とよろこび
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
アイヌの
信仰
(
しんこう
)
、
葬式
(
そうしき
)
の事、二三
風習
(
ふうしゅう
)
の質問などして、最後に、
日本人
(
シャモ
)
に不満な点はと問うたら、ヤイコクは重い口から「
日本人
(
シャモ
)
のゴロツクがイヤだ」と
吐
(
は
)
き出す様に云った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
「
西洋流
(
せいようりゅう
)
ですと、
婚約
(
こんやく
)
の
指輪
(
ゆびわ
)
をおくる
風習
(
ふうしゅう
)
がありますが、
東洋
(
とうよう
)
は
日本
(
にっぽん
)
でも、
昔
(
むかし
)
から、
女
(
おんな
)
の
心
(
こころ
)
をうつすといって、
鏡
(
かがみ
)
をたいせつにしましたが、
婚約
(
こんやく
)
にも
用
(
もち
)
いられはしなかったでしょうか?」
うずめられた鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“風習”の解説
風習(ふうしゅう、custom)とは、土地ごとに存在する社会生活上のならわしやしきたりのこと。風俗習慣。行為伝承のひとつ。地理、歴史、その地域の産業の違いによって顕在化し人々の行動や思考パターンに影響を与える。学術的には歴史学、民俗学の研究対象とされることが多い。
(出典:Wikipedia)
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
習
常用漢字
小3
部首:⽻
11画
“風習”で始まる語句
風習通