“植物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しよくぶつ39.1%
しょくぶつ39.1%
うゑもの4.3%
ちよくぶつ4.3%
ビヂタブル4.3%
フロラ4.3%
フローラ4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紅葉もみぢうつくしさは、植物しよくぶつそのものゝ種類しゆるいと、その發生はつせい状態じようたいとでそれ/″\ちがひますが、一面いちめんには附近ふきん景色けしきにも左右さゆうされるものです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
世界せかい植物しょくぶつあいするひとたちで、おそらく、わたしをっていないものはあるまいね。わたしは、みなみあたたかなしまはやしなかそだちました。
みつばちのきた日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
私は朝飯前から畑へ出て丹精の植物うゑものながめ、艶々つやつやした葉の緑の吹流し見た様なところ、アツサリした茶色の髪が奇麗に垂れた間から黄金色の実の見える塩梅あんばいなどをト見カウ見して
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
(第七回、植物ちよくぶつ質器具考説を見よ。)
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
それ人類の食糧と云はゞスタンダードチョイスリーダー三 フレデリック大王の質問をまたずと雖も動物アニマル植物ビヂタブル鉱物ミネラルの三種を出づべからず。鉱物ミネラルは水と食塩のみ。他は植物と動物となり。
『片無しでもありません。今、其処で植物フロラ発見みつけましたが、動物ファウンナが見付かりません。』
人間を植物フローラとして見る。決して動物フォーナとして見ない。(プルウストの小説には決して黒猫も、忠實な犬も出てこない。)
フローラとフォーナ (旧字旧仮名) / 堀辰雄(著)