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しょくぶつ
ふりがな文庫
“
植物
(
しょくぶつ
)” の例文
世界
(
せかい
)
の
植物
(
しょくぶつ
)
を
愛
(
あい
)
する
人
(
ひと
)
たちで、おそらく、わたしを
知
(
し
)
っていないものはあるまいね。わたしは、
南
(
みなみ
)
の
温
(
あたた
)
かな
島
(
しま
)
の
林
(
はやし
)
の
中
(
なか
)
で
育
(
そだ
)
ちました。
みつばちのきた日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
かゝる
敵
(
かたき
)
が、
植物界
(
しょくぶつかい
)
にも、
人間界
(
にんげんかい
)
にも、
常
(
つね
)
に
陣
(
ぢん
)
どって
相鬪
(
あひたゝか
)
ふ……
仁心
(
じんしん
)
と
害心
(
がいしん
)
とが……
而
(
しかう
)
して
惡
(
あ
)
しい
方
(
かた
)
が
勝
(
か
)
つときは、
忽
(
たちま
)
ち
毒蟲
(
どくむし
)
に
取附
(
とりつ
)
かれて、
其
(
その
)
植物
(
しょくぶつ
)
は
枯果
(
かれは
)
つる。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
誰かが岩の中に
埋
(
う
)
もれた小さな
植物
(
しょくぶつ
)
の
根
(
ね
)
のまわりに、水酸化鉄の茶いろな
環
(
わ
)
が、
何重
(
なんじゅう
)
もめぐっているのを
見附
(
みつ
)
けました。それははじめからあちこち
沢山
(
たくさん
)
あったのです。
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
そこは、ずっとある
島
(
しま
)
の
南
(
みなみ
)
の
端
(
はし
)
でありまして、
気候
(
きこう
)
は
暖
(
あたた
)
かでいろいろな
背
(
せ
)
の
高
(
たか
)
い
植物
(
しょくぶつ
)
の
葉
(
は
)
が、
濃
(
こ
)
い
緑色
(
みどりいろ
)
に
茂
(
しげ
)
っていました。
お姫さまと乞食の女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
たとえばその岩には沈んでできた
縞
(
しま
)
のあること、木の
枝
(
えだ
)
や
茎
(
くき
)
のかけらの
埋
(
うず
)
もれていること、ところどころにいろいろな
沼地
(
ぬまち
)
に
生
(
は
)
える
植物
(
しょくぶつ
)
が、もうよほど
炭化
(
たんか
)
してはさまっていること
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
▼ もっと見る
また
熱帯
(
ねったい
)
の
植物
(
しょくぶつ
)
が、
反対
(
はんたい
)
に
寒
(
さむ
)
い
国
(
くに
)
へくれば
枯
(
か
)
れてしまうように、ぜいたくに
馴
(
な
)
れた
人
(
ひと
)
は、すこしの
貧乏
(
びんぼう
)
にも
打
(
う
)
ち
勝
(
か
)
つことができないのと
同
(
おな
)
じなのです……。
さまざまな生い立ち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
学者
(
がくしゃ
)
は、その
花
(
はな
)
を
帽子
(
ぼうし
)
にさしました。もっとこのあたりをたずねたら、
新
(
あたら
)
しい、
不思議
(
ふしぎ
)
な
植物
(
しょくぶつ
)
が
発見
(
はっけん
)
されないものでもないと、
目
(
め
)
をさらにして
歩
(
ある
)
いていました。
なまずとあざみの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
南洋産
(
なんようさん
)
の
緑色
(
みどりいろ
)
の
葉
(
は
)
の
長
(
なが
)
い
植物
(
しょくぶつ
)
が、
大
(
おお
)
きな
鉢
(
はち
)
に
植
(
う
)
えられて、すみの
方
(
ほう
)
と、
中央
(
ちゅうおう
)
に
置
(
お
)
いてありました。
世の中へ出る子供たち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
屋根
(
やね
)
の
低
(
ひく
)
い
家
(
いえ
)
が、ところどころにありました。
葉
(
は
)
の
大
(
おお
)
きな
植物
(
しょくぶつ
)
が、こんもりとして、
海
(
うみ
)
の
方
(
ほう
)
から
吹
(
ふ
)
いてくる
風
(
かぜ
)
に、うちわをふるように、はたはたと
夜空
(
よぞら
)
に
音
(
おと
)
をたてています。
南方物語
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして
北国
(
きたぐに
)
の
植物
(
しょくぶつ
)
が、
風
(
かぜ
)
や、
雪
(
ゆき
)
と
戦
(
たたか
)
うことを
忘
(
わす
)
れたときに
枯
(
か
)
れてしまうように、
苦
(
くる
)
しみと
戦
(
たたか
)
ってきた
人
(
ひと
)
が、その
苦
(
くる
)
しみを
忘
(
わす
)
れたときは、やはり、その
人
(
ひと
)
は、
終
(
お
)
わってしまうでしょう。
さまざまな生い立ち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そのかなたには、これらの
植物
(
しょくぶつ
)
のふるさとがありました。
星
(
ほし
)
の
光
(
ひかり
)
が
高原
(
こうげん
)
の
空
(
そら
)
にかがやいたように、
夜
(
よ
)
ふけの
空
(
そら
)
にきらめき、さすがに、
都会
(
とかい
)
にも、
秋
(
あき
)
がきたのを
思
(
おも
)
わせて、
風
(
かぜ
)
がひやひやとしました。
銀のペンセル
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
なぜならどんな
植物
(
しょくぶつ
)
も
太陽
(
たいよう
)
の
光
(
ひかり
)
の
中
(
なか
)
に
生長
(
せいちょう
)
したから、そして、
日
(
ひ
)
の
光
(
ひかり
)
に
恵
(
めぐ
)
まれ、
柔
(
やわ
)
らかな
暖
(
あたた
)
かな
土
(
つち
)
に
育
(
そだ
)
てられながら、どうして、
生長
(
せいちょう
)
しないかということは、その
理由
(
りゆう
)
がわからなかったからでした。
さまざまな生い立ち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“植物”の意味
《名詞》
植 物(しょくぶつ)
一般的に草や木など根があり、固定して生活している生物。
(出典:Wiktionary)
“植物”の解説
植物(しょくぶつ、en: plant)とは、生物区分のひとつ。
広辞苑の第5版によると「植物」は、草や木などのように、根があって場所が固定されて生きているような生物のことで、動物と対比させられた生物区分である。
(出典:Wikipedia)
植
常用漢字
小3
部首:⽊
12画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“植物”で始まる語句
植物園
植物質
植物学
植物羔
植物学者
植物學上
植物採集
植物標本
植物名実図考
植物性