“気候”の読み方と例文
旧字:氣候
読み方割合
きこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おたがいに達者たっしゃで、はたらくことはできるし、それに毎年まいねん気候きこうのぐあいもよくて、はたけのものもたくさんれて、こんな幸福こうふくなことはない。
自分で困った百姓 (新字新仮名) / 小川未明(著)
空は青あおと晴れて——気候きこうあたたかであった。気のどくなヴィタリス老人ろうじんとわたしが、つかれきってこのさくのそばでたおれた、あの寒いばんとはたいへんなちがいであった。
しかれども天の気候きこう不意ふいにして一ぢやうならざれば、雪頽なだれの下に身をくだくもあり。