自分で困った百姓じぶんでこまったひゃくしょう
ある田舎に、二人の百姓が住んでおりました。平常はまことに仲よく暮らしていました。二人とも勉強家で、よく働いていましたから、毎年穀物はたくさんに穫れて、二人とも困るようなことはありませんでした。 あるとき、甲は乙に向かっていいました。 「おた …
作品に特徴的な語句
たず きゅう そと よる 収穫しゅうかく いそが ごと にち なか 以上いじょう かわ あたた 毎年まいねん どく 気候きこう ひと たの 田舎いなか こう はたけ わたし 黒光くろびか 芋畑いもばたけ たの はな かく 野菜やさい 達者たっしゃ はなし 穀物こくもつ いも いろ 自分じぶん くさ かんが こた わら 穀類こくるい はたら おな 勤勉きんべん たす わか 元気げんき くら おれ なか 今年ことし ひと 二人ふたり おつ こころ 明日あす はな 成長せいちょう わる おも 幸福こうふく とし 平常ふだん しょう やつ 太陽たいよう 土地とち はたけ こま