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『自分で困った百姓』
ふりがな文庫
『
自分で困った百姓
(
じぶんでこまったひゃくしょう
)
』
ある田舎に、二人の百姓が住んでおりました。平常はまことに仲よく暮らしていました。二人とも勉強家で、よく働いていましたから、毎年穀物はたくさんに穫れて、二人とも困るようなことはありませんでした。 あるとき、甲は乙に向かっていいました。 「おた …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「読売新聞」1920(大正9)年10月6~8日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
助
(
たず
)
急
(
きゅう
)
外
(
そと
)
夜
(
よる
)
生
(
い
)
収穫
(
しゅうかく
)
忙
(
いそが
)
出
(
だ
)
惜
(
お
)
言
(
ごと
)
日
(
にち
)
中
(
なか
)
以上
(
いじょう
)
河
(
かわ
)
暖
(
あたた
)
毎年
(
まいねん
)
火
(
ひ
)
毒
(
どく
)
照
(
て
)
気候
(
きこう
)
独
(
ひと
)
楽
(
たの
)
暮
(
く
)
田舎
(
いなか
)
甲
(
こう
)
畑
(
はたけ
)
私
(
わたし
)
黒光
(
くろびか
)
気
(
き
)
芋畑
(
いもばたけ
)
不
(
ふ
)
食
(
た
)
頼
(
たの
)
離
(
はな
)
隠
(
かく
)
野菜
(
やさい
)
達者
(
たっしゃ
)
話
(
はなし
)
見
(
み
)
葉
(
は
)
穀物
(
こくもつ
)
芋
(
いも
)
色
(
いろ
)
自分
(
じぶん
)
腐
(
くさ
)
聞
(
き
)
考
(
かんが
)
答
(
こた
)
笑
(
わら
)
穫
(
と
)
穀類
(
こくるい
)
働
(
はたら
)
向
(
む
)
同
(
おな
)
合
(
あ
)
勤勉
(
きんべん
)
助
(
たす
)
別
(
わか
)
分
(
わ
)
入
(
い
)
元気
(
げんき
)
吸
(
す
)
倉
(
くら
)
俺
(
おれ
)
住
(
す
)
伸
(
の
)
仲
(
なか
)
今年
(
ことし
)
人
(
ひと
)
二人
(
ふたり
)
乙
(
おつ
)
心
(
こころ
)
明日
(
あす
)
明
(
あ
)
日
(
ひ
)
放
(
はな
)
捨
(
す
)
持
(
も
)
成長
(
せいちょう
)
悪
(
わる
)
思
(
おも
)
晴
(
は
)
幸福
(
こうふく
)
年
(
とし
)
平常
(
ふだん
)
姓
(
しょう
)
奴
(
やつ
)
太陽
(
たいよう
)
土地
(
とち
)
圃
(
はたけ
)
困
(
こま
)