“安氣”の読み方と例文
新字:安気
読み方割合
あんき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃、母が片手間の商賣には豆腐屋をして、夜通し石臼をひき、その間には三四人の子供をひかへての辛勞から、夜一夜安氣あんきに眠つたこともなかつたといふ。
桃の雫 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)