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安気
ふりがな文庫
“安気”の読み方と例文
旧字:
安氣
読み方
割合
あんき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あんき
(逆引き)
よけいな心配をしないで、
安気
(
あんき
)
に部屋で寝転がっているがよかろうというようなことをいい、有合うギヤマンの盃に酒を注ぎ
重吉漂流紀聞
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「ええ、行きますべえ、ああ、どっこいしょ、山で日を送ってりゃ
安気
(
あんき
)
なもんだ、あさっでは久し振りで
嬶
(
かかあ
)
の顔でも見ますべえかなあ……」
木曽御嶽の両面
(新字新仮名)
/
吉江喬松
(著)
貧しさにいる夫婦二人のものは、自分の子供らを路頭に立たせまいとの願いから、夜一夜ろくろく
安気
(
あんき
)
に眠ったこともなかったほど働いた。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
安気(あんき)の例文をもっと
(12作品)
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“安気”の意味
《形容動詞》
心安らかであること。気楽。安楽。
(出典:Wiktionary)
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“安”で始まる語句
安
安堵
安心
安房
安全
安芸
安穏
安土
安否
安宅
検索の候補
不安気
気安
安伎良気伎
“安気”のふりがなが多い著者
吉江喬松
久保田万太郎
島崎藤村
久生十蘭
斎藤茂吉
岡本かの子