)” の例文
でもまあ無事ぶじでよかつた。人間にんげんめ! もうどれほど俺達おれたち仲間なかまころしやがつたか。これを不倶戴天ふぐたいてんてきとゆはねえで、なにふんだ。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
「やっぱり、そうでっか。どうも、そやないか思てましてん。なんや、戸がたがたわしたはりましたな。ぼく隣りの部屋にいまんねん。退屈でっしゃろ。ちと遊びに来とくなはれ」
秋深き (新字新仮名) / 織田作之助(著)
ななつになる子が、いたいけなことた。とのごほしととうた……
大橋須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
解けとふたとて
雨情民謡百篇 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
王樣わうさま御殿ごてんかもしれねえ、自分じぶんはあそこへくのだらう。きつと王樣わうさま自分じぶんをおしになつたんだ。おかゝつたらなにだい一にはう。そうだ。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
よくふてくれた
雨情民謡百篇 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
「えつ! おつかあにさ。おつかあは此頃このごろ、すこし病氣びやうきしてゐるんだ」とはつたものの、こゝろなかでは「すまない、すまない」とをあはせるばかりでありました。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
つちや啼いた
未刊童謡 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
嘘だとなら
野口雨情民謡叢書 第一篇 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
土が物うた
雨情民謡百篇 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
つてなく
未刊童謡 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)