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温湯
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ゆ
ふりがな文庫
“
温湯
(
ゆ
)” の例文
こんな平凡な光景でも、時として私の心に張りつめた堅い厚い氷の上に、一
掬
(
きく
)
の
温湯
(
ゆ
)
を注ぐような効果があるように思われる。
柿の種
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
事露見して十一月五日却って赤兄のために
捉
(
とら
)
えられ、九日紀の
温湯
(
ゆ
)
の
行宮
(
あんぐう
)
に送られて其処で皇太子中大兄の
訊問
(
じんもん
)
があった。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
天皇の十一年十二月伊豫の
温湯
(
ゆ
)
の
宮
(
みや
)
に行幸あったから、そのついでに讃岐安益郡(今の
綾歌
(
あやうた
)
郡)にも立寄られたのであっただろうか。「時じみ」は非時、不時などとも書き、時ならずという意。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“温湯”の意味
《名詞》
温 湯(おんとう)
暖かい湯。
(出典:Wiktionary)
温
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
“温”で始まる語句
温
温和
温泉
温順
温柔
温気
温暖
温味
温泉宿
温泉場