“ユ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
語句割合
22.7%
温泉22.7%
9.1%
9.1%
4.5%
4.5%
浴泉4.5%
4.5%
4.5%
4.5%
4.5%
4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
湯はに通ずる音で、古く湯といつたのが、果して、今の吾々の云ふ所の温いものかどうか、一寸疑問である。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
あつい温泉が湧いてのうせんかつらの花が咲いて
其中日記:07 (七) (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)
とりへる縄葛ツナネは、此家長の命のカタめなり。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
家郷追放カキョウツイホウ吹雪フブキナカツマトワレ、三人サンニンヒシトイ、サダマラズ、ヨロヨロ彷徨ホウコウ衆人蔑視シュウジンベッシマトタル、誠実セイジツ小心ショウシン含羞ガンシュウ、オノレノヒャクウツクシサ、イチズ、高円寺コウエンジウロウロ
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
一、新字ノ頭ニ、※アル者ハ、頭ノ語ナリ、他ノエ、イ、※、ユ、モ頭ノ語ニシテ、※アル者ハ、以下ノ単字頭ト知ルベシ。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
其上、新しい柔軟性を発揮する様になつてからの彼には、女丈夫でない町のかず後家の描写は、額に手して望むべきであつた。
・夜どほし浴泉があるのうせんかつら
行乞記:04 (三) (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)
死ニ臨ミ、泣血キュウケツ頓首トンシュシテ、書ヲ主君明公ノ麾下ニ致ス
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
つぎねふや 山城川を 川溯り 我がのぼれば、川の辺に生ひ立てる烏草樹サシブを。烏草樹サシブの樹 シタに生ひ立てる葉広五真椿マツバキ
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
併しもう一代古い処では、とこよが常夜トコヨで、常夜トコヨく国、闇かきクラす恐しい神の国と考へて居たらしい。常夜の国をさながら移した、と見える岩屋戸ゴモりの後、高天原のあり様でも、其俤は知られる。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ワガフたつてゴト好ギだテハデれダ夫婦フフだネ。十年も死んだオドサ義理立デデ、この上なに辛口カラグヂきガれるゴドアあるベナせ。はいホロゲ、ンガめしの上のはいホロゲ、はゝゝゝゝゝ。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
晩年になつて一度、死後にもまた、疑獄に坐した。さうして平城天皇の御宇まではりなかつた。