“高円寺”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
こうえんじ	50.0%
コウエンジ	50.0%

こうえんじ

現在でも私は高円寺（こうえんじ）五丁目に住んで居りますが、其の頃も場所こそ違え同じ高円寺一丁目の家賃十六円の粗末な貸家を借りて、妻の房枝（ふさえ）と二歳になる守（まもる）と共々に文筆業を営んで居たのであります。

陳情書 (新字新仮名) ／ 西尾正(著)

コウエンジ

家郷追放（カキョウツイホウ）、吹雪（フブキ）ノ中（ナカ）、妻（ツマ）ト子（コ）トワレ、三人（サンニン）ヒシト抱（ダ）キ合（ア）イ、行（ユ）ク手（テ）サダマラズ、ヨロヨロ彷徨（ホウコウ）、衆人蔑視（シュウジンベッシ）ノ的（マト）タル、誠実（セイジツ）、小心（ショウシン）、含羞（ガンシュウ）ノ徒（ト）、オノレノ百（ヒャク）ノ美（ウツク）シサ、一（イチ）モ言（イ）イ得（エ）ズ、高円寺（コウエンジ）ウロウロ

創生記 (新字新仮名) ／ 太宰治(著)

“高円寺”の解説

高円寺（こうえんじ）は、東京都杉並区にある地名・地区名。地内にある曹洞宗の寺院「宿鳳山高円寺」に由来する。公称町名としては、高円寺駅を中心とするJR中央線北側に高円寺北（こうえんじきた）一丁目から四丁目、南側に高円寺南（こうえんじみなみ）一丁目から五丁目が存在する（いずれも住居表示実施済み区域）。
(出典:Wikipedia)

高	常用漢字 小２ 部首:⾼ 10画
円	常用漢字 小１ 部首:⼌ 4画
寺	常用漢字 小２ 部首:⼨ 6画