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貨
ふりがな文庫
“貨”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かね
30.0%
しろもの
20.0%
くわ
20.0%
たから
10.0%
う
10.0%
か
10.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かね
(逆引き)
さうしてその目的を以つて君は
貨
(
かね
)
を
殖
(
こしら
)
へてをるのぢやらう、なあ、さうすりやその貨さへ得られたら、好んで不正な営業を為る必要は有るまいが。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
貨(かね)の例文をもっと
(3作品)
見る
しろもの
(逆引き)
左の手の
拳
(
こぶし
)
を開いて見せた。右の手が
貨
(
しろもの
)
の相図になるように、左の手は銭の相図になる。これは五貫文につけたのである。
山椒大夫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
貨(しろもの)の例文をもっと
(2作品)
見る
くわ
(逆引き)
(一三)
區區
(
くく
)
の
齊
(
せい
)
を
以
(
もつ
)
て、
(一四)
海濱
(
かいひん
)
に
在
(
あ
)
り、
(一五)
貨
(
くわ
)
を
通
(
つう
)
じ
財
(
ざい
)
を
積
(
つ
)
み、
國
(
くに
)
を
富
(
と
)
まし
兵
(
へい
)
を
彊
(
つよ
)
うし、
(一六)
俗
(
ぞく
)
と
好惡
(
かうを
)
を
同
(
おな
)
じうす
故
(
ゆゑ
)
に
(一七)
其稱
(
そのしよう
)
に
曰
(
いは
)
く、
(一八)
国訳史記列伝:02 管晏列伝第二
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
貨(くわ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
たから
(逆引き)
譬
(
たと
)
へば、
吝嗇者
(
りんしょくもの
)
のやうに
貨
(
たから
)
は
夥
(
おびたゞ
)
しう
有
(
も
)
ってをっても、
正
(
たゞ
)
しう
用
(
もち
)
ふることを
知
(
し
)
らぬ、
姿
(
すがた
)
をも、
戀
(
こひ
)
をも、
分別
(
ふんべつ
)
をも、
其身
(
そのみ
)
の
盛飾
(
かざり
)
となるやうには。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
貨(たから)の例文をもっと
(1作品)
見る
う
(逆引き)
そしてそれを四方に
貨
(
う
)
り出したのである。また同国では昔既に種子無しの葡萄を見出していてこれを鎖鎖葡萄といった。すなわち今日の Sun-raisins と同じである。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
貨(う)の例文をもっと
(1作品)
見る
か
(逆引き)
ユダヤ人はちょっとしたもうけにほくほくして、
質
(
しつ
)
のわるいグロッシェン
貨
(
か
)
でこの
金額
(
きんがく
)
をもってきました。グロッシェン貨なら、三
枚
(
まい
)
でも、質のいい
金
(
かね
)
の二枚ぶんの
値
(
ね
)
うちしかないのです。
うまい商売
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
貨(か)の例文をもっと
(1作品)
見る
貨
常用漢字
小4
部首:⾙
11画
“貨”を含む語句
貨幣
百貨店
銀貨
貨物
貨物船
財貨
金貨
銅貨
貨車
雑貨店
貨殖
奇貨
貨財
雑貨
通貨
貨物艙
貨物自動車
小貨
正貨
陽貨
...
“貨”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
司馬遷
牧野富太郎
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
泉鏡太郎
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
ヴィルヘルム・カール・グリム
薄田泣菫
北原白秋
森鴎外