“雑貨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あらもの50.0%
ざっか50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
政雄は錠前じょうまえをそのままにしてある雨戸をがたびしと開けて、物に追われるように土間へ入るなり、あわただしくあとをびしりと閉めた。そこには商売用の雑貨あらものを並べた台が左右にあった。
女の怪異 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
また諸国しょこく雑貨ざっかあきなみせなどが、ならんでいます。ここに、なつ晩方ばんがたであって、芸人げいにんが、手風琴てふうきんなどをらし、うたをうたって、往来おうらいながしていました。
お父さんの見た人形 (新字新仮名) / 小川未明(著)