“貨車”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かしゃ77.8%
くるま11.1%
トラック11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
列車れっしゃは、くまと自分とを真暗まっくらやみの貨車かしゃの中にとじこめたまま、なにも知らずに、どんどんとはしっている。少し速度そくどがゆるんできたようだ。
くまと車掌 (新字新仮名) / 木内高音(著)
「いやそのお案じには及びませぬ。李固りこ貨車くるまをつけて先に帰してやり、まずお宅さまへ、無事なご消息さえ伝言させておかれさえすれば」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ゲリラが出没する地帯へ俺たちは軍の貨車トラックに便乗して行った。
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)