“通貨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つうくわ50.0%
なま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは勿論(もちろん)大正(たいしやう)六年(ねん)九月(ぐわつ)十二日(にち)以來(いらい)實行(じつかう)せられたる金(きん)の輸出禁止(ゆしゆつきんし)が解除(かいぢよ)せられず從(したがつ)て通貨(つうくわ)の適當(てきたう)なる調節(てうせつ)も物價調節(ぶつかてうせつ)も行(おこな)はれざるに原因(げんいん)する譯(わけ)ではあるが
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
大正(たいしやう)六年(ねん)の九月(ぐわつ)十二日(にち)から金(きん)の輸出禁止(ゆしゆつきんし)がしてあるから、外國(ぐわいこく)から物(もの)は買(か)ふが併(しかし)ながら日本(にほん)から金(きん)は出(だ)すことはならぬ、從(したがつ)て日本(にほん)に流通(りうつう)して居(い)る通貨(つうくわ)の高(たか)は減(へ)らぬ。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
「もう可いからお泣きでない。通貨(なま)が無いからそれを曲入(まげ)て、人身御供(ひとみごくう)を下げておいで、仁三が何か言句(もんく)をいおう。謂ったら私の名をいいな。」薄着になりし情(なさけ)の厚さ。
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)