“つうくわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
通過75.0%
通貨25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鍋(なべ)の中(なか)は少(すこ)しぷんと焦(こげ)つく臭(にほひ)がした。彼(かれ)はお玉杓子(たまじやくし)で掻(か)き立(た)てた。鍋(なべ)の底(そこ)は手(て)を動(うご)かす毎(ごと)にぢり/\と鳴(な)つた。彼(かれ)は僅(わづか)に熱(あつ)い雜炊(ざふすゐ)が食道(しよくだう)を通過(つうくわ)して胃(ゐ)に落(お)ちつく時(とき)ほかりと感(かん)じた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
従(したが)つて越後と上野の国界とすべき所も定(さだ)まり、利根(とね)山奥の広袤(こうばう)も略(ほ)ぼ概算(がいさん)するを得たり、此上は上越二国の間に横(よこた)はれる利根(とね)の山脈に攀登(はんとう)し、国界を定(さだ)めて之を通過(つうくわ)し
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
これは勿論(もちろん)大正(たいしやう)六年(ねん)九月(ぐわつ)十二日(にち)以來(いらい)實行(じつかう)せられたる金(きん)の輸出禁止(ゆしゆつきんし)が解除(かいぢよ)せられず從(したがつ)て通貨(つうくわ)の適當(てきたう)なる調節(てうせつ)も物價調節(ぶつかてうせつ)も行(おこな)はれざるに原因(げんいん)する譯(わけ)ではあるが
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
大正(たいしやう)六年(ねん)の九月(ぐわつ)十二日(にち)から金(きん)の輸出禁止(ゆしゆつきんし)がしてあるから、外國(ぐわいこく)から物(もの)は買(か)ふが併(しかし)ながら日本(にほん)から金(きん)は出(だ)すことはならぬ、從(したがつ)て日本(にほん)に流通(りうつう)して居(い)る通貨(つうくわ)の高(たか)は減(へ)らぬ。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
爲替相場(かはせさうば)が一割(わり)一分(ぶ)下(さが)つて居(を)ると云(い)ふことは對外的(たいぐわいてき)に日本(にほん)の貨幣價値(くわへいかち)がそれ丈(だ)け下(さが)つて居(を)ると云(い)ふことであつて、百圓(ゑん)の通貨(つうくわ)が八十九圓(ゑん)にしか通用(つうよう)しないと云(い)ふことである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)