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玉杓子
ふりがな文庫
“玉杓子”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たまじゃくし
81.3%
たまじやくし
18.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たまじゃくし
(逆引き)
水溜りに湧いたお
玉杓子
(
たまじゃくし
)
でゲス。それがみんな
丸裸体
(
まるはだか
)
の人間ばっかりなんですから
開
(
あ
)
いた口が
閉
(
ふさ
)
がりませんや。相当に広い部屋でしたがね。
人間腸詰
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
四辺
(
あたり
)
に似ない大構えの空屋に、——二間ばかりの
船板塀
(
ふないたべい
)
が水のぬるんだ
堰
(
いせき
)
に見えて、その前に、お
玉杓子
(
たまじゃくし
)
の
推競
(
おしくら
)
で群る
状
(
さま
)
に、大勢
小児
(
こども
)
が
集
(
たか
)
っていた。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
玉杓子(たまじゃくし)の例文をもっと
(13作品)
見る
たまじやくし
(逆引き)
博士は大学の次ぎには、湯屋が好きだが、湯に入つて
附近
(
あたり
)
に人が居ないのに気がつくと、
定
(
きま
)
つてお
玉杓子
(
たまじやくし
)
の様な恰好をして、湯の中を泳ぎ廻る。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
お
玉杓子
(
たまじやくし
)
が
水
(
みづ
)
の
勢
(
いきほ
)
ひに
怺
(
こら
)
へられぬやうにしては、
俄
(
にはか
)
に
水
(
みづ
)
に
浸
(
ひた
)
されて
銀
(
ぎん
)
のやうに
光
(
ひか
)
つて
居
(
ゐ
)
る
岸
(
きし
)
の
草
(
くさ
)
の
中
(
なか
)
に
隱
(
かく
)
れやうとする。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
玉杓子(たまじやくし)の例文をもっと
(3作品)
見る
“玉杓子(お玉杓子)”の解説
お玉杓子(おたまじゃくし、en: Ladle)とは、食物を掬(すく)うための調理器具の一種。「玉杓子(たまじゃくし)」または単に「おたま」ともいう。本項では西洋料理に由来するレードルや中華料理の鉄勺や湯勺についても述べる。
(出典:Wikipedia)
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
杓
漢検準1級
部首:⽊
7画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
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玉
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