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御玉杓子
ふりがな文庫
“御玉杓子”の読み方と例文
読み方
割合
おたまじゃくし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おたまじゃくし
(逆引き)
しかしてまた浩さんの運命である。
蠢々
(
しゅんしゅん
)
として
御玉杓子
(
おたまじゃくし
)
のごとく動いていたものは突然とこの底のない
坑
(
あな
)
のうちに落ちて、浮世の表面から
闇
(
やみ
)
の
裡
(
うち
)
に消えてしまった。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
数
(
すう
)
は
勢
(
いきおい
)
である。勢を生む所は怖しい。一坪に足らぬ腐れた水でも
御玉杓子
(
おたまじゃくし
)
のうじょうじょ
湧
(
わ
)
く所は怖しい。いわんや高等なる文明の御玉杓子を苦もなくひり出す東京が怖しいのは無論の事である。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御玉杓子(おたまじゃくし)の例文をもっと
(2作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
杓
漢検準1級
部首:⽊
7画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
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