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洗湯
ふりがな文庫
“洗湯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せんとう
60.0%
せんたう
24.0%
ゆ
8.0%
おゆ
4.0%
おゆや
4.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんとう
(逆引き)
歩きながら、
洗湯
(
せんとう
)
で心安くなった
彼
(
か
)
の
婆
(
ばあ
)
さんの事を思いついて、お千代は電車の停留場まで行き着きながら
俄
(
にわか
)
にもとの道へ後戻りをした。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
洗湯(せんとう)の例文をもっと
(15作品)
見る
せんたう
(逆引き)
その内田博士が、ある時京都の
洗湯
(
せんたう
)
へ出掛けて往つて
湯槽
(
ゆぶね
)
のなかで泳ぎ廻つてゐた事があつた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
洗湯(せんたう)の例文をもっと
(6作品)
見る
ゆ
(逆引き)
現今
(
いま
)
の金に算して幾両の
金数
(
きんす
)
は安く見えはするが、百文あれば
蕎麦
(
そば
)
が食えて
洗湯
(
ゆ
)
にはいれて
吉原
(
なか
)
へゆけたという。
競
(
くら
)
べものでないほど今日より金の高かった時代である。
旧聞日本橋:10 勝川花菊の一生
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
洗湯(ゆ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
おゆ
(逆引き)
一ツ
石鹸箱
(
シャボンばこ
)
をもって、
連立
(
つれだ
)
って
洗湯
(
おゆ
)
にゆくことも、この二人にはめずらしくはなかった。
遠藤(岩野)清子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
洗湯(おゆ)の例文をもっと
(1作品)
見る
おゆや
(逆引き)
上
(
あ
)
げ
板
(
いた
)
を
叩
(
たた
)
いて「番頭さん熱いよ」とうめ湯をたのんだり、
小唄
(
こうた
)
をうたったりすると、どうしても
洗湯
(
おゆや
)
の隣りに住んでる気がしたり、
赤児
(
こども
)
が生れる泣声に驚かされたりしたと祖母がはなしてくれた。
旧聞日本橋:03 蕎麦屋の利久
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
洗湯(おゆや)の例文をもっと
(1作品)
見る
洗
常用漢字
小6
部首:⽔
9画
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
“洗”で始まる語句
洗
洗濯
洗足
洗髪
洗濯物
洗煉
洗馬
洗滌
洗面所
洗礼
“洗湯”のふりがなが多い著者
押川春浪
永井壮吉
徳田秋声
牧逸馬
作者不詳
夏目漱石
永井荷風
薄田泣菫
長谷川時雨
三遊亭円朝