“銀燭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎんしょく90.0%
ぎんしよく10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつか、華雲殿げうんでんの廻廊には、り燈籠が星をつらね、内は無数の銀燭ぎんしょくにかがやいて、柳営お抱え役者の“田楽十番”もいま終った。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこに並んだのは、美酒と佳肴かこうと数十基とも知れぬ銀燭ぎんしょくと、そして、十二三から二十五六までの一粒りの美女が二十人ばかり。
銀燭ぎんしよくかゞやもと
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)