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菜蔬
ふりがな文庫
“菜蔬”の読み方と例文
読み方
割合
さいそ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さいそ
(逆引き)
朝夕の飯米
菜蔬
(
さいそ
)
、我食うべきものをこじきに
施
(
ほど
)
こし、その身は主家の残れると、または流しの隅に網を釣りてたまりし物を
奇談クラブ〔戦後版〕:15 お竹大日如来
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
菜蔬
(
さいそ
)
は最も
莱菔
(
だいこん
)
を好んだ。生で食うときは
大根
(
だいこ
)
おろしにし、
烹
(
に
)
て食うときはふろふきにした。大根おろしは汁を棄てず、
醤油
(
しょうゆ
)
などを掛けなかった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
つらつら
按
(
おも
)
ふに我国の料理ほど野菜に富めるはなかるべし。西洋にては
巴里
(
パリー
)
に赴きて初めて
菜蔬
(
さいそ
)
の
味
(
あじわい
)
称美すべきものに
遇
(
あ
)
ふといへどもその種類なほ我国の多きに比すべくもあらず。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
菜蔬(さいそ)の例文をもっと
(5作品)
見る
“菜蔬”の意味
《名詞》
菜蔬(さいそ)
野菜。
(出典:Wiktionary)
菜
常用漢字
小4
部首:⾋
11画
蔬
漢検1級
部首:⾋
15画
“菜”で始まる語句
菜
菜種
菜葉
菜漬
菜園
菜飯
菜根譚
菜葉服
菜種油
菜切庖丁
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