“顎杖”の読み方と例文
読み方割合
あごづえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
客はなく、さっきの酌婦がひとり、卓に顎杖あごづえをついてうつらうつらとしていた。物憂く眼を開いた。
狂い凧 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
八五郎は拳固を顎杖あごづえにして、納まらない顔をするのでした。
銭形平次捕物控:239 群盗 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)