“奥曲輪”の読み方と例文
読み方割合
おくぐるわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女たちばかりの奥曲輪おくぐるわには、表の戦況せんきょうもとんと知れなかったが、伊丹城の運命は、それより数ヵ月前からすでに傾き出していた。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼は城中に入るとすぐ、大広間を用いて、斎藤内蔵助くらのすけ以下、多くの留守居衆にえつを与え、各〻から挨拶をうけて後、初めて奥曲輪おくぐるわに入った。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この方面の火は、さきに城中の者がみずから放った奥曲輪おくぐるわの火とつながって、忽ち半城を蔽うばかりの火勢となった。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)