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古襖
ふりがな文庫
“古襖”の読み方と例文
読み方
割合
ふるぶすま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふるぶすま
(逆引き)
何百年か
解
(
わか
)
らない
古襖
(
ふるぶすま
)
の正面、板の
間
(
ま
)
のような
床
(
ゆか
)
を
背負
(
しょ
)
って、
大胡坐
(
おおあぐら
)
で控えたのは、何と、
鳴子
(
なるこ
)
の
渡
(
わたし
)
を
仁王立
(
におうだち
)
で越した
抜群
(
ばつぐん
)
なその
親仁
(
おやじ
)
で。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
犬は彼等が
床
(
とこ
)
へはいると、
古襖
(
ふるぶすま
)
一重
(
ひとえ
)
隔てた向うに、何度も悲しそうな声を立てた。のみならずしまいにはその
襖
(
ふすま
)
へ、がりがり前足の爪をかけた。
奇怪な再会
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
と、決然として身を少く開く時、主人の
背後
(
うしろ
)
の
古襖
(
ふるぶすま
)
左右へ急に
引除
(
ひきの
)
けられて
雪たたき
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
古襖(ふるぶすま)の例文をもっと
(6作品)
見る
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
襖
漢検準1級
部首:⾐
18画
“古”で始まる語句
古
古今
古渡
古河
古市
古風
古家
古物
古文書
古代
“古襖”のふりがなが多い著者
幸田露伴
泉鏡花
芥川竜之介