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おおあぐら
ふりがな文庫
“おおあぐら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
大胡坐
80.4%
大胡座
17.4%
大安坐
2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大胡坐
(逆引き)
何百年か
解
(
わか
)
らない
古襖
(
ふるぶすま
)
の正面、板の
間
(
ま
)
のような
床
(
ゆか
)
を
背負
(
しょ
)
って、
大胡坐
(
おおあぐら
)
で控えたのは、何と、
鳴子
(
なるこ
)
の
渡
(
わたし
)
を
仁王立
(
におうだち
)
で越した
抜群
(
ばつぐん
)
なその
親仁
(
おやじ
)
で。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おおあぐら(大胡坐)の例文をもっと
(37作品)
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大胡座
(逆引き)
親父は
大胡座
(
おおあぐら
)
を掻いて女のお酌で酒を飲みながら猿面なぞと言って女と二人で声を立てて笑う、それが
癪
(
しゃく
)
に障ったのはむりもないと私にも考えられたが
父の出郷
(新字新仮名)
/
葛西善蔵
(著)
おおあぐら(大胡座)の例文をもっと
(8作品)
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大安坐
(逆引き)
だが——一つ驚いたことに、大連のかわりに、黒眼鏡がすぐ傍で、
大安坐
(
おおあぐら
)
をかいて、黒パンの大きな塊りを片腕に抱え込んで、それを
襤褸巾
(
ぼろきれ
)
のように引き裂いて、豊かに頬張っていた。
放浪の宿
(新字新仮名)
/
里村欣三
(著)
おおあぐら(大安坐)の例文をもっと
(1作品)
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