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案排
ふりがな文庫
“案排”の読み方と例文
読み方
割合
あんばい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あんばい
(逆引き)
彼は「好い
案排
(
あんばい
)
に空模様が直って来ました。これじゃ日がかんかん照るよりかえって結構です。船遊びには持って来いという御天気で」
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
水車
(
みづぐるま
)
は
川向
(
かはむかふ
)
にあつて
其
(
その
)
古
(
ふる
)
めかしい
處
(
ところ
)
、
木立
(
こだち
)
の
繁
(
しげ
)
みに
半
(
なか
)
ば
被
(
おほ
)
はれて
居
(
ゐ
)
る
案排
(
あんばい
)
、
蔦葛
(
つたかづら
)
が
這
(
は
)
ひ
纏
(
まと
)
ふて
居
(
ゐ
)
る
具合
(
ぐあひ
)
、
少年心
(
こどもごころ
)
にも
面白
(
おもしろ
)
い
畫題
(
ぐわだい
)
と
心得
(
こゝろえ
)
て
居
(
ゐ
)
たのである。
画の悲み
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
「そして、之こそ、一年の大部分が冬である北国の植物にも、極く短い春と夏の間に大急ぎで花を咲かせ実を結ばせる・あの自然の巧みな
案排
(
あんばい
)
の一つなのだ」
光と風と夢
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
案排(あんばい)の例文をもっと
(12作品)
見る
案
常用漢字
小4
部首:⽊
10画
排
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“案”で始まる語句
案
案山子
案内
案外
案内者
案配
案内人
案事
案内役
案主
“案排”のふりがなが多い著者
夏目漱石
国木田独歩
中島敦