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かずら
ふりがな文庫
“かずら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鬘
41.9%
葛
34.9%
蔓
14.0%
蘰
2.3%
葛蔓
2.3%
葛蘿
2.3%
蔦蔓
2.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鬘
(逆引き)
白い
著物
(
きもの
)
・白い
鬘
(
かずら
)
、手は、足は、すべて旅の
装束
(
いでたち
)
である。頭より上に出た杖をついて——。この
坦
(
たいら
)
に来て、森の前に立った。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
かずら(鬘)の例文をもっと
(18作品)
見る
葛
(逆引き)
大谷吉継が予見したように、臨津江の氷は半ば融けかかって居たので、柳成竜工夫して
葛
(
かずら
)
をもって橋をかけたので、大軍間もなく坡州に入った。
碧蹄館の戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
かずら(葛)の例文をもっと
(15作品)
見る
蔓
(逆引き)
ふと見れば片側の
軒
(
のき
)
にそひて、つた
蔓
(
かずら
)
からませたる
架
(
たな
)
ありて、その
下
(
もと
)
なる
円卓
(
まるづくえ
)
を囲みたるひと
群
(
むれ
)
の客あり。こはこの「ホテル」に宿りたる人々なるべし。
うたかたの記
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
かずら(蔓)の例文をもっと
(6作品)
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▼ すべて表示
蘰
(逆引き)
みんなこうして、一人残らず、ちゃあんと葵の
鬘
(
かずら
)
と
蘰
(
かずら
)
をつけておりますもの。(仲間の女に同意を求め)ねえ?
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
誰
(
だれ
)
も彼もが
華
(
はな
)
やかに
着飾
(
きかざ
)
り、それぞれ美しい花のついた葵の
鬘
(
かずら
)
をかけて、
衣裳
(
いしょう
)
には葵の
蘰
(
かずら
)
をつけている。……
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
かずら(蘰)の例文をもっと
(1作品)
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葛蔓
(逆引き)
それよりも日本という国のありがたいことは、竹と
葛蔓
(
かずら
)
とが
野山
(
のやま
)
にありあまって、これをいろいろの容器に利用する技術が、まことにらくらくと国民のあいだに進みかつひろまってきたことである。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
かずら(葛蔓)の例文をもっと
(1作品)
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葛蘿
(逆引き)
崖には杉の大木にまじって象皮色の
欅
(
けやき
)
の幹が枝をひろげ、
瘤
(
こぶ
)
だらけのいたやは
犀
(
さい
)
のように立ち、朽ちはてたえのみはおおかた枝葉を落しつくして
葛蘿
(
かずら
)
にまかれている。
島守
(新字新仮名)
/
中勘助
(著)
かずら(葛蘿)の例文をもっと
(1作品)
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蔦蔓
(逆引き)
中に
一条
(
ひとすじ
)
、つるくさ交りの
茅萱
(
ちがや
)
高く、
生命
(
いのち
)
を
搦
(
から
)
むと芭蕉の句の
桟橋
(
かけはし
)
というものめきて、奈落へ
落
(
おつ
)
るかと谷底へ、すぐに
前面
(
むこう
)
の峠の松へ、
蔦蔓
(
かずら
)
で釣ったように
攀
(
よ
)
ずる
故道
(
ふるみち
)
の、細々と通じているのが
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かずら(蔦蔓)の例文をもっと
(1作品)
見る
“かずら”の意味
《名詞:装具》
かずら【鬘】
頭髪を模して造られた頭部に装着する装身具。別名、かつら、ウィッグ。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
かづら
かつら
カツラ
カヅラ
つた
つたかづら
まん
かつ
くず
まげ