葛蔓かずら)” の例文
それよりも日本という国のありがたいことは、竹と葛蔓かずらとが野山のやまにありあまって、これをいろいろの容器に利用する技術が、まことにらくらくと国民のあいだに進みかつひろまってきたことである。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)