“蘰(かずら)” の例文
みんなこうして、一人残らず、ちゃあんと葵の鬘(かずら)と蘰(かずら)をつけておりますもの。(仲間の女に同意を求め)ねえ?
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
誰(だれ)も彼もが華(はな)やかに着飾(きかざ)り、それぞれ美しい花のついた葵の鬘(かずら)をかけて、衣裳(いしょう)には葵の蘰(かずら)をつけている。……
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
まあ、我々のつけているこの葵(あおい)の鬘(かずら)や蘰(かずら)にしてもだ、近頃ではまるで形式的になってしまって、みんな、何のことはない、祭りの飾りの一種だ位にしか考えていないようではないか。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)