“着飾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きかざ90.9%
きかざり9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それらのおとこは、楽器がっきらしたり、うたをうたったりしました。むすめらは、いずれもうつくしく着飾きかざって、これまでになくきれいにえました。
青い時計台 (新字新仮名) / 小川未明(著)
さゝ、ヂュリエットをおこして、着飾きかざらせい。おれてパリスどのに挨拶あいさつせう。……さゝ、いそげ/\。婿むこどのは最早もうせたわ。いそいそげ。
余はこゝに至り初て目科がいつもより着飾きかざりたる訳を知れり、彼はく藻西が家の近辺にて買物を素見ひやかしながら店の者に藻西の平生へいぜいの行いを聞集めんと思えるなり
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)