“着座”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゃくざ57.1%
ちやくざ28.6%
つき14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いやそうではあるまい」と外記がするどく云った、「船岡は着座ちゃくざの家柄であり、一ノ関のあと押しで、近く国老に任ぜられるそうではないか」
このとき宗助そうすけならんで嚴肅げんしゆくひかえてゐたをとこのうちで、小倉こくらはかまけた一人いちにんが、矢張やはり無言むごんまゝがつて、へやすみ廊下口らうかぐち眞正面ましやうめん着座ちやくざした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「幸いとほかに相客も居ない様子です。さ、若旦那、どうかそれへお着座つきくださいまし」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)