“着座”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゃくざ66.7%
ちやくざ16.7%
つき16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いやそうではあるまい」と外記がするどく云った、「船岡は着座ちゃくざの家柄であり、一ノ関のあと押しで、近く国老に任ぜられるそうではないか」
読みおわるなり石見守は、いま、着座ちゃくざしたばかりのこしをうかしかけて、
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
四五年前の与謝野よさの家の歌会うたかいの時、その座のクインであった晶子あきこ夫人が、着座ちゃくざしばらくにして、上躯じょうたいを左方に退ひざを曲げてその下から一脚ひとあしを曲げて右方へ出されました。
女性の不平とよろこび (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
ほかに原田甲斐、富塚内蔵允くらのすけ、遠藤又七郎、この三人は「着座ちゃくざ」といって宿老しゅくろうであった。
「直接には知りません、原田さんは着座ちゃくざといって、家老になる家柄ですし、私の家とは身分がちがいますから」
このとき宗助そうすけならんで嚴肅げんしゆくひかえてゐたをとこのうちで、小倉こくらはかまけた一人いちにんが、矢張やはり無言むごんまゝがつて、へやすみ廊下口らうかぐち眞正面ましやうめん着座ちやくざした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「幸いとほかに相客も居ない様子です。さ、若旦那、どうかそれへお着座つきくださいまし」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)