“惨敗”の読み方と例文
読み方割合
ざんぱい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敗軍(はいぐん)の将(しょう)は兵をかたらずと申します。ひとたび天目山(てんもくざん)に惨敗(ざんぱい)をとられた父上が、弓矢をなげうつのご決心は、よくわかっておりまする。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
シベリアから雪と氷とを永遠に追放して呉れさえすれば、今次戦(こんじせん)に惨敗(ざんぱい)をくらった政権が猛然と立ち直り得るというのであった。
武帝(ぶてい)は思いのほか腹を立てなかった。本軍たる李広利(りこうり)の大軍さえ惨敗(ざんぱい)しているのに、一支隊たる李陵の寡軍(かぐん)にたいした期待のもてよう道理がなかったから。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)