“安慰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あんい40.0%
なぐさめ40.0%
ゐせき20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、それと同時にまた、僕の責任が急に軽くなったような、悲しむべき安慰あんいの感情を味った事もまた事実だった。
開化の良人 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
かなしむ者はさいわいなり、其故如何? さに現われんとする天国に於て其人は安慰なぐさめを得べければ也とのことである。
しかしてときにこの稿を了らむとするに当り、僅か三週の間なりしとは云へ、我が半生に於ける最大の安慰ゐせきと幸福とを与へたりしかの陋苦むさくるしき四畳半が
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)