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斬奸
ふりがな文庫
“斬奸”の読み方と例文
読み方
割合
ざんかん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざんかん
(逆引き)
金兵衛らの行為は、藩家のおためをおもう「
斬奸
(
ざんかん
)
」であって、いささかの私心もないし、これを詳しく糾明すれば、どこまで累が及ぶかもわからない。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
本文にわたくしは上田立夫と四郎左衛門とが故郷を出でゝ京都に入る時、早く
斬奸
(
ざんかん
)
の
謀
(
はかりごと
)
を定めてゐたと書いた。しかし
是
(
これ
)
は必ずしもさうではなかつたであらう。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
国威の拡張を
障
(
さそ
)
ふる事、決して浅少にあらざるをや、速やかに眼前に横たはるの
蠧賊
(
とぞく
)
を除き、士風の萎靡を振ひ、社会の昏夢を警醒せんと欲し、
斬奸
(
ざんかん
)
の策を決行す。
誰が罪
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
斬奸(ざんかん)の例文をもっと
(5作品)
見る
斬
常用漢字
中学
部首:⽄
11画
奸
漢検1級
部首:⼥
6画
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