“收穫”のいろいろな読み方と例文
新字:収穫
読み方割合
とりいれ40.0%
しうくわく20.0%
と10.0%
かりいれ10.0%
とりい10.0%
みいり10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勘次(かんじ)は愈(いよ/\)傭(やと)はれて行(ゆ)くとなつた時(とき)收穫(とりいれ)を急(いそ)いだ。冬至(とうじ)が近(ちか)づく頃(ころ)には田(た)はいふまでもなく畑(はたけ)の芋(いも)でも大根(だいこ)でもそれぞれ始末(しまつ)しなくてはならぬ。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
彼(かれ)は前年(ぜんねん)寒(さむ)さが急(きふ)に襲(おそ)うた時(とき)、種(たね)蒔(ま)く日(ひ)が僅(わづか)に二日(ふつか)の相違(さうゐ)で後(おく)れた麥(むぎ)の意外(いぐわい)に收穫(しうくわく)の減少(げんせう)した苦(にが)い經驗(けいけん)を忘(わす)れ去(さ)ることが出來(でき)なかつた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「どうしたつけ、昨日(きのふ)の豆(まめ)はそんでもたんと收穫(と)れた割合(わりえゝ)だつけが」おつたが謎(なぞ)のやうにいつても勘次(かんじ)は更(さら)にはき/\といはなかつた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
しかしてかくあしく耕すことのいかなる收穫(かりいれ)に終るやは、程なく知られむ、その時至らば莠(はぐさ)は穀倉(くら)を奪はるゝをかこつべければなり 一一八—一二〇
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
彼等は今はただ默つて土地を耕し、植え、耘(くさぎ)り、收穫(とりい)れてゐることだらう。
生活の探求 (旧字旧仮名) / 島木健作(著)
「お前の鼻には叶はないよ、俺の方は何んの收穫(みいり)も無い」