“とりい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:トリイ
語句割合
鳥居45.1%
華表21.1%
取出9.9%
収穫8.5%
取入5.6%
収1.4%
採入1.4%
收穫1.4%
穫1.4%
穫入1.4%
追従1.4%
鳥井1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貴船神社の宮守(みやもり)や里の者は驚いた。鳥居(とりい)わきの喬木の梢に、緋(ひ)の古法衣につつまれた人間が荒縄で吊り下げられていたのを仰いだのだ。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
僕の先祖もこの明神に華表(とりい)を寄進(きしん)したということが家の記録に残っているから、江戸時代までも相当に尊崇されていたらしい。
こま犬 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
遁るべきやうなければせん方(かた)無くせめては斯(か)くもせば助からんかと、飢(うえ)の用意に持ちたる団飯(にぎりめし)を取出(とりい)で、手に載せて差出せしに、取食ひて此上無く悦べる様なり。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
せっせと二人で蒔(ま)いたものを漸(ようや)く収穫(とりい)れられる時が来たのか、それほど二人の愛情が熟して来たのか
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
あの、親仁(おやじ)。……予(かね)て大島守(おおしまのかみ)に取入(とりい)ると聞いた。成程(なるほど)、其辺(そのへん)の催(もよお)しだな。積(つも)つても知れる。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
死苦に臨むもなお一旦吐いた毒を収(とりい)れず、いわんや今更に棄つるところの薬を収めんやと。『十誦律毘尼序(じゅうじゅりつびにじょ)』にこの譚の異伝あり。大要を挙げんに、舎婆提(しゃばてい)の一居士諸僧を請(しょう)ぜしに舎利弗上座たり。
よしまたそういうものにしても、それが如何なる意味で神代史に採入(とりい)れてあるかは、一つの組織体をなす神代史の全体の意義を明かにしなければ、正当に理解することができないのであり
彼等は今はただ默つて土地を耕し、植え、耘(くさぎ)り、收穫(とりい)れてゐることだらう。
生活の探求 (旧字旧仮名) / 島木健作(著)
畔柳はこの手より穫(とりい)るる利の半(なかば)は、これを御殿(ごてん)の金庫に致し、半はこれを懐(ふところ)にして、鰐淵もこれに因(よ)りて利し、金(きん)は一(いつ)にしてその利を三にせる家令が六臂(ろつぴ)の働(はたらき)は
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
今次の応召家族の間には、はき立てた秋蚕(しうさん)を棄てた家もあつた。秋の穫入(とりい)れを老母と、産後の病妻とに託さねばならなかつた人もあつた。
今村という軍曹は将校に追従(とりい)って貴重な酒樽の保管者になったが、陰謀を遂行する準備として、同腹の下士官たちにこっそり飲ませて元気をつけさせていた。
ノア (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
おはなしかわって、上野山下(やました)の商店街の中に山形(やまがた)屋という食料品店があります。そこの店員に、鳥井(とりい)君という、小がらの少年がいました。
鉄人Q (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)