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収穫
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とりい
ふりがな文庫
“
収穫
(
とりい
)” の例文
旧字:
收穫
音吉が百足の頭部を、そしてわたしが尾端を恭しくさゝげ霜柱を踏みながら、
収穫
(
とりい
)
れの済んでゐる芋畑の丘に登つた。
山峡の凧
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
せっせと二人で
蒔
(
ま
)
いたものを
漸
(
ようや
)
く
収穫
(
とりい
)
れられる時が来たのか、それほど二人の愛情が熟して来たのか
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
豚共は家を焼き、果樹を切り、勝手放題をしているではないか。彼等は
蒔
(
ま
)
かざるに刈り、蒔かざるに
収穫
(
とりい
)
れておるのだ。併し、神は君達の為にサモアの地にそれを蒔かれたのだ。
光と風と夢
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
はや後悔の
糧
(
かて
)
にと
収穫
(
とりい
)
れられぬ
わがひとに与ふる哀歌
(新字旧仮名)
/
伊東静雄
(著)
間もなく
収穫
(
とりい
)
れの季節も終り、
吹雪川
(
ふぶきがは
)
の水も氷結して水車小屋の仕事も冬期休業の時になつたので、酒場の宴会も三日置きが五日となり、七日、十日と間を置くやうになつた。
武者窓日記
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
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同級の学生は思い思いに
播
(
ま
)
いたものを
収穫
(
とりい
)
れようとしていた。又た、せっせと播けるだけ播こうとして、互いに
種卸
(
たねおろ
)
すことを急いでいた。気早な連中の間には早や卒業論文の製作が話頭に上って来た。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“収穫”の解説
収穫(しゅうかく、harvest)とは成熟した農作物を収集すること。
(出典:Wikipedia)
収
常用漢字
小6
部首:⼜
4画
穫
常用漢字
中学
部首:⽲
18画
“収穫”で始まる語句
収穫時
収穫期
収穫後
収穫物
収穫所
収穫祭
収穫蔵
収穫女王
収穫貴婦人